en-20代の結婚に関する意識は
20代の結婚に関する意識調査が公表されています
公益財団法人 1more Baby 応援団が、20~29歳の
既婚者 1,238名
未婚者 1,240名
を対象に、結婚・出産・子育て等について調査した結果を公表しています。
まずは結婚に対する考えを、未婚者の方に聞いた結果です。
「子ども」に対する考えによって、結婚への意識にも影響が顕著に出ています。
20代でも「結婚=子ども」という考えの方が非常に多いのではないでしょうか。
しかし、果たして「子どもはいらない」→「パートナーもいらない」なのか。
今後の社会の動きにも注目されるところです。
次はその「子ども」ですが、既婚者と未婚者の双方に「何人くらいほしいか」聞いた結果です。
既婚の20代は、「2人が53.1%」「3人が22.1%」と、多くの方が多子を望んでいるようです!
そして未婚の方は35.7%が「子どもはいらない」という回答ですが、「40.2%」が2人と回答しており、現在未婚の方でも多子を望む方が多いという結果になっています!
次はコロナ禍以降の出会いの機会についてです。
43%が出会いの機会は減少と回答しています。
やはりコロナ禍の影響は少なくないようですが...54%が変わらないと回答しており、これは想像の域を出ないのですが...、
もしや元々出会いの機会が少なかった為、コロナ禍に入っても特に変化を感じなかった可能性もあるのではないでしょうか。
その場合、やはり冒頭の結果で「いずれ結婚するつもり」と回答している方が多くいることから、ご自身でパートナーを見つける努力が重要、といえます。
最後はその「結婚」と「子ども」についてです。
日本という社会ではどのように思っているかの結果です。
こちらは既婚者、未婚者を合わせた全体の回答割合です。
結婚はし難い、と感じる方が「37.5%」。
子どもは産みにくい、という意味合いの回答が「46.3%」となっています。
どちらも結婚し易い、子どもを産みやすい、を意味する回答を上回っていました。
どうすれば、結婚を望む人が結婚し易く、子どもが欲しい方が子どもを産みやすくなるのか。
以前から、そして現在も、様々な取り組みがなされていますが、日本の未来を担う若い世代に実感してもらえるよう、更なる取り組みが必要なのかもしれません。
JLCA2022年12月1日記事引用